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第7章 夏調教…放置

麻以は、やはり決定が揺らいでしまう。

主は連日の猛暑に、日程が決められない。

今回は、屋内放置に決めた。一度、軽くやった映画館放置。


『麻以、行くよ』

もう、仕事のスケジュール上、今日しかない。

『はい、御主人様…』


ナイト上映の、わりときれいな映画館だった。

『降りて。あとで迎えにくるつもりだから。』

『…つもりって……』

『降りなさい。言った通りにするんだよ。』

『…はい…』


映画館の座席、前から３列目入口側。
胸を開き、見えるギリギリにし、脚を組む。

上映中、最低２回、目立つように移動する。

終わったら、映画館の出入口付近で待っていること。


麻以は、上映中、何かされたらどうしよう…と、気が気でなく、大好きな成人映画に没頭できなかった。

外、出入口で主を探すが、来ない…居ない…

何人もに、声をかけられ、厭らしい視線を浴びる。

不安なのに…怖いのに…｢身体が疼いて反応してる！｣

数人のグループに囲まれてしまった！