この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
羽のある生物・羽の無い女
第9章 継承
あれから、だいぶ眠ったと思う。
繭の外には、ナイトブルーの帳がおりていた。
丸い世界の上に、香りの粒みたいな輝きが、
またたいていた。
木の枝から飛び立とうと試みた。
カラダが重くて、無理だったよ。
枝に沿ってそろそろと、歩いて降りた。
おなかが伸びて、きつく張っている。
もっとやりたい。
今のわたしは、その気持ちで出来ている。
地面まで辿りついた。
ビターなチョコ色のでこぼこを、歩き回った。
柔らかそうな、湿った所を探した。
あった。
ここなら安心して、やれるだろう。
わたしはおしりを地面にあてて、集中した。
地面の中にむかって、器官を延ばした。
ほどよく潤っている。丁度よい感じだったよ。
繭の外には、ナイトブルーの帳がおりていた。
丸い世界の上に、香りの粒みたいな輝きが、
またたいていた。
木の枝から飛び立とうと試みた。
カラダが重くて、無理だったよ。
枝に沿ってそろそろと、歩いて降りた。
おなかが伸びて、きつく張っている。
もっとやりたい。
今のわたしは、その気持ちで出来ている。
地面まで辿りついた。
ビターなチョコ色のでこぼこを、歩き回った。
柔らかそうな、湿った所を探した。
あった。
ここなら安心して、やれるだろう。
わたしはおしりを地面にあてて、集中した。
地面の中にむかって、器官を延ばした。
ほどよく潤っている。丁度よい感じだったよ。