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~散花~
第7章  名器

はみ出た部分を弾くと、香木が内壁を刺激した。

「ふぅっ…」

息が漏れる。

今度はぐるりと回した。撹拌されて、腰がビクンと震える。

「はぁっ…」

肩で息をした。

振り向いて玲利を見上げると、

「よくできたわ」

にっこり笑って褒めてくれた。



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