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~散花~
第7章  名器

けれど本音を言えば、玉蘭は玲利の指のほうが好きだった。

香木を挿したまま、玉蘭は玲利の手を握った。

「玲利さまの指のほうが、わたしは気持ちよくなれます」

玲利の掌に頬擦りをした。

いつもなら、「そう」と微笑んで髪を撫でてくれる。

ところが――






今日はいつになく神妙な顔で何か思案しているようだった。



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