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~散花~
第7章 名器
玲利は両手を広げて寝具につくと、背中をそらせ、かすかに腰を浮かせた。
何をするのだろう…と玉蘭が思った瞬間、
「!?」
玲利の中の壁がふくらみ、玉蘭の指を締めつけてきた。
想像以上の圧力だ。
「指を抜いてご覧なさい」
玲利が挑戦的な目で促す。
玉蘭はぷるぷると首を横に振った。きつく締めあげられ、とうてい穴から抜けそうにない。
玲利は、にやりと笑った。その魅惑的な笑みに、玉蘭はゾクゾクした。
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