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~散花~
第12章  后妃の憂い

「皇后さま。趙夫人さまがお越しにございます」

芙蓉が玄武殿に到着すると、侍従がすぐに取り次いだ。

「お入り」

か細い声に促され、芙蓉は御殿に昇殿する。

「芙蓉。待っていたわ」

御座所に腰掛けた皇后が柔らかく微笑んだ。

「ふよー」

皇后の傍らにいた幼い姫が芙蓉に駆け寄る。それを抱き留めつつ、

「皇后さま。ご機嫌うるわしゅうございます。本日のご報告にあがりました」

一礼した。



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