この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~散花~
第13章  房中術

内廷の北外れに建てられた鶯燕館の南廂に、玉蘭たちは集められた。

実に見晴らしが良い。周囲には、ここが本当に都会の中心地なのかと思うほど長閑な鹿苑が広がり、玉蘭はしばし故郷を思い出していた。

「あちらに見えるのが、皇帝陛下のおわします鳳凰殿です」

女官長が南を指差した。

幾多もの破風屋根を見はるかす更にその先、はるかかなたに、ひときわ壮麗な黄金瓦が見える。

「あなた方は、これから順番に、あの御殿へ伺候し帝の閨へ侍ることになります」




/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ