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~散花~
第13章 房中術
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跪拝を終えると、女官は猫のように身を伸ばした。
舌を出し、張り形を根元から舐め上げる。
「え~~このようにして、ご尊根をお清め申し上げます」
「え…あの…すみませんが…」
最前列の乙女が顔をひきつらせた。
「舐め…るんですか?」
「その通り、お清めするのです。え~~これには按撫の効果もあると云われております。弱めの按撫は殿方に爽やかさをもたらし、強めの按撫は全身の気血の循環を良くします。であるからして、え~…」
誰も老師の言葉を聞いていなかった。
皆、女官の姿に釘付けだった。
貪るような目つき。
舌を満遍なくからませている。
そして――
最後に陽物を頬ばった。
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