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~散花~
第13章 房中術
(あれは…!)
悲鳴の主は、房中術の実演を務めていたあの女官だった。
両腕を内官ふたりに羽交い締めされ、膝をついている。必死に首を振り、涙まみれで何かを訴えている。
それを冷淡に見下ろす女官長。
「さっさとやりなさい」
女官長の指示で内官が動く。
「あ…ん…いや…いやです女官長さま、どうかお許しを…」
泣きわめく女官の内衣を剥ぎ取り、両手両足首を麻縄で縛ると大の字に開いて柱にくくりつけてしまった。
丸裸にされるまで、あっという間の出来事だった。