この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
~散花~
第18章 折檻
きざはしを下りた侍医が近づいてくる。
玉蘭はおののいていた。
「い…いやです、いやでございます…皇太后さま、いったい何を…あっ…」
内官が玉蘭の肩をつかみ、いったん麻縄を解くと玉蘭の体を台の天板に引き摺り載せた。
「やめて…何をするのです!?」
必死に暴れて抵抗する玉蘭の手足を、内官たちは容易く抑えつける。
四肢に縄がかけられ、それぞれ台の四隅にくくりつけられてしまった。
不気味な笑みを浮かべた侍医が玉蘭を見下ろし、やがて――
「い…いやぁ~…」
侍医の手により、玉蘭の内衣は剥ぎ取られた。