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~散花~
第19章  絶望

玉蘭は疲れ果てて曹司の引き戸を開いた。

「……」

言葉を失う。

そこは曹司どころか納戸とさえ呼べぬ、1坪しかない落窪の三和土だった。

褥一枚すらない。

我が身が転落したことを実感する。

びしょ濡れの身体を乾かしもせず、玉蘭は土間に倒れ込んだ。

臀が痛み仰向けになれない。うつ伏せになると、鍼の刺激を受けた陰核が疼いて苦しい。

側臥したまま玉蘭は気をうしなった。

その夜――



ひどい熱を出した。



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