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~散花~
第23章  新しい朝

鶯燕館に戻った玉蘭は、ほとんど眠ることなく一夜を明かした。

眠ってしまうと、秀瑛と出会ったことが夢になってしまうような気がしたのだ。

秀瑛は、「おとなしく宣命を待っていろ」と言った。

おそらく、弟の立場を利用して兄の皇帝陛下に、玉蘭の存在について進言してくれる気なのだろう。

せめて150人もの定員がある貴人のどこかに潜り込めるよう、手回ししてくれるのかもしれない。

でも――

心の片隅では、まだ不安だった。



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