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~散花~
第28章  波紋2

「皇太后さまは、ただいま侍医どのの午後の御診察を受けていらっしゃいます。ご用向きはお急ぎでございますか」

「火急というわけではないが…、ご報告申し上げたき儀が…」

女官長が口ごもったとき――

五重の御簾と廿基の几帳、そして天井から厳かに垂れ下がる絹のとばりの向こうから、

「かまわぬ、そこで申せ」

皇太后の声がかすかに聴こえてきた。



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