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~散花~
第32章  朝見

「皇后さま。おかげんはいかがですか」

玄武殿に到着すると、皇后は御簾を引き下ろし、長椅子に横たわっていた。

「芙蓉、待っていたわ。先ほど主治医に鍼を打ってもらったところよ」

「本日は、琳夫人が皇后さまにご挨拶申し上げたいと、共に参りました」

芙蓉の取り次ぎを受け、玉蘭は緊張しながら跪拝した。

朝見の儀での芙蓉の口上を思い出しながら、

「昨日入内いたしました、琳玉蘭と申します。皇后さまにおかれましては、ご機嫌麗しく謹んでお喜び申し上げます」

なんとか噛まずに言い切った。





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