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~散花~
第34章  余韻

「いまのは…なん…ですか……」

あの日、目を点にして放心したまま訊ねると、照れ隠しなのか秀瑛は口の右端だけを上げて微笑し、

「さあ……なんだろうな」

部屋を出て行ってしまった。

唇に触れた、甘酸っぱいスモモのような感触を思い出すと、今もまた顔がにやけてしまう。

――次に会うのは六日後だな。

秀瑛の言葉がよみがえり、無意識に指折り数える自分がいる。

胸の中の毬が弾むように、

もっと深い口づけを妄想する……。



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