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~散花~
第4章  禊

六坪ほどの室内は、存在感のある寝台があるほか、鏡台、厨子、台盤など必要最小限の調度品が据え置かれているだけの簡素なものだった。

先帝妃の住居というからどれほどきらびやかなのだろうと、内心ワクワクしていた玉蘭は拍子抜けした。

南面に小ぶりながらも手入れの行き届いた壺庭があり、その庭を見下ろす露台の椅子に、玲利は腰掛けていた。

玉蘭が入室の挨拶を述べると、玲利は目を輝かせて招き入れた。



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