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~散花~
第4章  禊

「背もたれに寄りかかって。次は膝を立てるの。そう、では両足をできるだけ開いてね。足首を自分でつかんでおいて」

寝椅子の上で玉蘭は蛙のような態勢をとらされた。

その開かれた股間に向けて、玲利が丸い鏡を捧げ持つ。

「どう、見える?」

「も…もう少し上に傾けて下さい…」

「こう? これでどうかしら」

「…はい」

玉蘭は生まれてはじめて、自分の秘部を見た。



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