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~散花~
第45章  闇

南殿に医官や薬師が慌ただしく駆け込んでいくのを芙蓉が見たのは、夕刻、中元節の宴から紅梅宮へ戻ってきたときだった。

久々に愉快な気分で酒を呑み、足取りはふわふわしていた。

「何があったのかしら…」

そういえば、宴でもいつの間にか退席していたっけ…。

(まさか、琳夫人にご懐妊の兆しが!?)

一瞬、冷や水を浴びせられたような気分になる。

が、すぐに「否」と自分で打ち消す。

慶事にしては、医官たちの表情が険しい。

(にわかの病かしら)




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