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~散花~
第5章 寝物語
玉蘭は、ふかふかの寝台に身をしずめた。
一日のすべての疲労が全身から染み出るようだ。
玲利が寝台の端に腰を下ろし、玉蘭の寝衣の裾を臍の辺りまでたくしあげた。
すぐさま、つるつるの柔肌が現れる。
玉蘭は、もういちいち悲鳴をあげたり恥ずかしがったりはしなかった。
「これは特製の秘薬よ」
玲利は小瓶から惜しげもなく薬液を掌中に取り、玉蘭の股の間に揉みこんだ。
「あ…んふぅ…」
玉蘭の大腿が自然に外側へ広がる。
玲利の手はたおやかで、あたたかく、玉蘭を芯までほぐした。
「玲利…さま…とても、気持ち…いい…」
玉蘭の呼吸に合わせてゆっくりとマッサージしながら、玲利は静かに語り始めた。