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迷路・・・Ver.K
第6章 ママ
自分の
足元を見ながら
ゆっくりと歩き


車が見える場所に


辿り着き



俺は
目線を上げて
車を確認した








あ・・・






あった








車は

いつもの定位置に

静かに

停まっていた









ふぅ~~・・・・









ママの
言ったことが
気になってんのか

マシロのことが
気になってんのか




ユウヤのことが
気になってんのか





全く
わからないままの
溜息に

苦笑いをした





帰らない
という選択なんて

ねぇのに



なにやってんだか






俺。
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