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迷路・・・Ver.K
第7章 重い空間

部屋に着くと
すぐに

インターホンが鳴った




ピザだ。




カメラを
触りはじめると

なかなか
ピザを食べそうにない

そんな子供なマシロに
ピザを先に食わせようと

車で移動中に
注文しておいたピザだ。




ドアを開けて
ピザを受け取り

部屋に戻ると
マシロは
冷蔵庫から
ジンジャエールを取り出し


テーブルに
置いた





「これで・・いいですか?」





「あぁ、これがいいんだ。

お前は?
ビール飲んでも
かまわねーぞ?(笑)」





「い、いえ

私も
ジンジャエールで。


あ、神島さん
ビールの方が・・?」





「(笑)

いや、今日は・・。

さすがに
今日も酔って
暗室テキトーに見てろ
なんて言えねーからな(笑)」





「あ・・はい(笑)」





あ・・・



あの日のことを
口にしてしまった



そう

思った。




マシロは
顔色ひとつ変えずに
話しを続けたが




結局



あの日



マシロに
キスしたのかどうか





曖昧なままだった
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