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迷路・・・Ver.K
第8章 甘い空間
「・・いえ・・」
嫌だといったら
もう
触れても
もらえなくなる
だったら
このまま
子供扱いでもいい
男のように
扱われてもいい
できるだけ
神島さんの側に
いたいと思った
「そうか」
「神島さん・・」
「ん?」
「・・また
・・また来ても
いいですか?」
「ん?・・あぁ
かまわねーよ」
「それから・・」
「?」
「気にせずに
これからも
気にせずに
お酒・・飲んで下さい
ちゃんと
部屋まで送りますから。
今度は
その・・
神島さんが
変なことしそうになったら
ちゃんと抵抗しますから」
「あぁ(笑)
ありがとな
最近ユウヤが
送ってくれねーから
困ってたんだよ
てか
困るのは
俺じゃなくて
ママなんだけどな(笑)
俺、店で
寝ちまうから」
「はい(笑)」