この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
迷路・・・Ver.K
第9章 駆け引き
そんな思いで
スタジオのドアを開けると
まだ
マシロも来ていなかった
「ちょっと・・
早すぎたか(苦笑)」
誰もいないスタジオで
久しぶりに
自分でコーヒーを入れ
二日酔いの胃に
苦いコーヒーを
流し込んだ
「神島さん
おはようございます」
マシロだ。
できれば
ユウヤが先に
来てくれたら…と
思っていたけど…
「おぅ」
「早いですね
どうされたんですか?」
「いや、ちょっとな
昨日仕事やんねーで
帰っちまったから
今からやらねーと
間に合わないんだ
あ、マシロ
昨日は
ありがとな
送ってくれたんだろ?」
「クスッ(笑)」
「ん?」
「送ってくれたんだろ?
なんて
ほんとうに
覚えてないんですね」
「あ~・・すまん
お前と歩いてたのは
なんか覚えてんだけどな・・」
「いいですよ
あれくらい
なんてことないんで
いつでも言って下さい」
「あぁ・・また頼むよ
俺送って
すぐ帰ったんだろ?」
「はい
すぐ帰りましたよ
どうか・・・しました?」
「いや・・なんでもない
いいんだ」
「・・はい」
スタジオのドアを開けると
まだ
マシロも来ていなかった
「ちょっと・・
早すぎたか(苦笑)」
誰もいないスタジオで
久しぶりに
自分でコーヒーを入れ
二日酔いの胃に
苦いコーヒーを
流し込んだ
「神島さん
おはようございます」
マシロだ。
できれば
ユウヤが先に
来てくれたら…と
思っていたけど…
「おぅ」
「早いですね
どうされたんですか?」
「いや、ちょっとな
昨日仕事やんねーで
帰っちまったから
今からやらねーと
間に合わないんだ
あ、マシロ
昨日は
ありがとな
送ってくれたんだろ?」
「クスッ(笑)」
「ん?」
「送ってくれたんだろ?
なんて
ほんとうに
覚えてないんですね」
「あ~・・すまん
お前と歩いてたのは
なんか覚えてんだけどな・・」
「いいですよ
あれくらい
なんてことないんで
いつでも言って下さい」
「あぁ・・また頼むよ
俺送って
すぐ帰ったんだろ?」
「はい
すぐ帰りましたよ
どうか・・・しました?」
「いや・・なんでもない
いいんだ」
「・・はい」