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迷路・・・Ver.K
第10章 誘惑
ユウヤの名前を
声に出した瞬間
俺の唇に
やわらかなものが
触れた
ユウヤを
ユウヤを感じたい
俺は
ユウヤの頭に手を回し
その
優しく触れる
唇の中の舌を探った
あぁ・・ユウヤ・・
ごめん
俺が悪かったんだ
許してくれ
ユウヤ
だから
もう
レイのとこなんかに・・・
俺は
夢中で
舌に舌をはわせた
何度も唾液を呑み込み
自分の喉ぼとけが
大きく動くのを
感じる
もっと
ユウヤを感じたい
ユウ・・
ヤバイ
夢中になったせいか
グラグラと
カラダが揺れる
更に
酔いが回ったのか
気分が悪い
俺は
仕方なく
ユウヤから手を放し
仰向けになって
深呼吸をした
次に
目が覚めたのは
もう
部屋が
明るくなってからだった