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迷路・・・Ver.K
第10章 誘惑
Side マシロ
「なにか・・用ですか?」
昼になると
神島さんが
私を呼んだ
「いや
昨日のことで
ちょっとな」
「昨日のこと?」
「あぁ・・。
俺、また酔ってて
あんま覚えてねーんだよ
それで・・
もしかして・・・」
「クスッ、大丈夫ですよ」
「ん?」
「何かされそうになったら
ちゃんと避けますからって
言ったじゃないですか(笑)」
「ま、まぁ
そうなんだけどな
変な夢・・見たんだ
それが
夢か現実か
わかんなくなっちまって・・」
「変な・・夢ですか?」
「あぁ(苦笑)
ま、いいんだ
なんもねーなら
それで」
それ
夢じゃないですよ