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迷路・・・Ver.K
第10章 誘惑
あんなに
俺を避けているのに

ユウヤが
切ない目で
俺を見つめる

今にも泣き出しそうな
ユウ…

その映像が
脳裏に浮かんだ瞬間


俺の心に

ブレーキがかかった




「楽しかったよ

ありがとな・・マシロ

もう・・こんな時間だ」





忘れる手段





そんなんで

いいわけがない








と言うより






忘れることなんか・・


できるわけ


ねぇ。







「・・え・・・」




悲しそうな

マシロの瞳




今、ブレーキかけねぇと

お前が
もっと悲しむことに
なるんだよ・・マシロ






「・・眠いんだ・・マシロ・・」





「・・・酔って・・ますか?」




マシロの顔が

もっと・・・近づく




「あぁ・・酔ってるんだ

だからもう・・」






「酔ってるなら・・」






「・・ん?」






「覚えてないんですよね?」







マシロの息を

感じるほどに



マシロは

俺に寄り添い





マシロじゃない瞳で




俺を見上げた







「おい・・マシロ・・」







「して下さい・・・」







「・・・・」








「・・キス」












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