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迷路・・・Ver.K
第11章 涙の理由
どーしようもない
気持ちを
抑えられず
俺は
鍵を握りしめて
静かに
マンションの玄関を
ぬけた
エレベーターの
ボタンを押し
エレベーターが
動き出す
手には
神島さんの
部屋の・・・鍵
神島さんの
部屋の階に辿り着くと
俺は
静かに
足音を
立てないようにして
神島さんの
部屋へと向かった
会えなくても
いい
できるだけ
そばに・・・行きたい
そう思ったんだ
音を立てずに
神島さんの
部屋のドアの前に立ち
俺は
目を閉じた
中に
いるかもしれない
マシロへの嫉妬
会いたくても
会えない
抱きしめたくても
抱きしめられない
神島さんへの
感情
レイへの
怒り…
いろんなものが
一気に
溢れかえって
かかえきれない
ドアを
そっと触る
この中に
居るのに……
このドアを・・開けられないんだよ
俺は
神島さんの
胸に
顔を近づけるように
そっと
ドアに
おでこを当てた
神島さん…
っ・・・うっ・・・・
涙
とまんねぇ・・
弱えぇな・・俺
情けねぇな・・・・・・俺
気持ちを
抑えられず
俺は
鍵を握りしめて
静かに
マンションの玄関を
ぬけた
エレベーターの
ボタンを押し
エレベーターが
動き出す
手には
神島さんの
部屋の・・・鍵
神島さんの
部屋の階に辿り着くと
俺は
静かに
足音を
立てないようにして
神島さんの
部屋へと向かった
会えなくても
いい
できるだけ
そばに・・・行きたい
そう思ったんだ
音を立てずに
神島さんの
部屋のドアの前に立ち
俺は
目を閉じた
中に
いるかもしれない
マシロへの嫉妬
会いたくても
会えない
抱きしめたくても
抱きしめられない
神島さんへの
感情
レイへの
怒り…
いろんなものが
一気に
溢れかえって
かかえきれない
ドアを
そっと触る
この中に
居るのに……
このドアを・・開けられないんだよ
俺は
神島さんの
胸に
顔を近づけるように
そっと
ドアに
おでこを当てた
神島さん…
っ・・・うっ・・・・
涙
とまんねぇ・・
弱えぇな・・俺
情けねぇな・・・・・・俺