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迷路・・・Ver.K
第11章 涙の理由
Side 神島
マシロは
もう少しで
唇が触れそうな距離で
俺を見つめ
キスをねだった
「してください………キス」
ダメだ
ダメなんだ、マシロ
ユウヤが…
ユウヤが泣いてるんだよ
「酔ってる…
だから
覚えてないんだ、マシロ
明日には
もう覚えてないから
今のも…全部」
マシロの瞳が
揺れた
「…そんな……」
「トイレ…行ってくるよ」
マシロが
俺の袖を
キツく握ったが
俺は
マシロを置き去りに
するように
ベットから
立ち上がり
トイレに向かった
マシロは
もう少しで
唇が触れそうな距離で
俺を見つめ
キスをねだった
「してください………キス」
ダメだ
ダメなんだ、マシロ
ユウヤが…
ユウヤが泣いてるんだよ
「酔ってる…
だから
覚えてないんだ、マシロ
明日には
もう覚えてないから
今のも…全部」
マシロの瞳が
揺れた
「…そんな……」
「トイレ…行ってくるよ」
マシロが
俺の袖を
キツく握ったが
俺は
マシロを置き去りに
するように
ベットから
立ち上がり
トイレに向かった