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迷路・・・Ver.K
第2章 ユウヤ
とゆー訳で


俺は
ママの居酒屋に
ひとりで来ている



カウンターに座り

いつもの
ジンジャエールを
飲みながら


勝手にでてくる
ママの料理を
チマチマと食べる


腹がいっぱいになった頃

居酒屋もひと段落で

ママは
カウンターの向こうで
俺の前に座って

煙草に火をつけた




「おつかれさんっ」




「あ~平日なのに
なんか疲れたわ~

ふ~~~っ」




「ねぇ、どう?あの子」




「ん?マシロ?」




「そう」




「嫌われてるらしい(笑)」




「ぶっ(笑)
そうなの?」




「女好きは
嫌われるらしい」




「あ~ら
じゃあユウヤも
嫌われてるわね(笑)」




「まぁな」




「いい子なんだけどね
ユウヤも・・」




「あぁ・・・・
寂しいんだよ、あいつも」




「あいつもって・・
島ちゃんも寂しいわけ?」



「あん?」




「寂しいから
ユウヤと寝るのかって
聞いてんのよ」




「あぁ・・・・・

・・・・

・・・・・わかんね」








昨日も

寝たんだけど


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