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迷路・・・Ver.K
第11章 涙の理由
「神島さん・・
酔ってるんですか?
大丈夫ですか?」
マシロが
心配そうな顔で
俺の腕を持った
「さっきの・・・
ユウヤさん・・でしたか?」
マシロに
あんな顔を
見せたくなかったんだろ?
ユウヤ
「・・・・・・」
ごめんな
マシロ
言葉が出ねーわ。
何も答えられない
俺は
部屋に向かって
歩き出していた
ふらついてたかも
しれない
いや
案外しっかり
歩いてたかもしれない
とにかく
心だけが
フワフワしていて
なにがなんだか
理解できず
でも
悔しくて
悲しくて・・・
ドアまで辿り着くと
鍵穴に刺さったままの
ユウヤの
見慣れたキーホルダーが
目に入った
ユウヤ
逃げるなよ
まぁ、いいさ
逃げても
次は
俺が
会いに行ってやるから
俺は
ゆっくりと
その鍵を抜き
ポケットにしまってから
マシロに
やっと返事をした
「大丈夫だから
もう
帰ってくれるか・・・」
酔ってるんですか?
大丈夫ですか?」
マシロが
心配そうな顔で
俺の腕を持った
「さっきの・・・
ユウヤさん・・でしたか?」
マシロに
あんな顔を
見せたくなかったんだろ?
ユウヤ
「・・・・・・」
ごめんな
マシロ
言葉が出ねーわ。
何も答えられない
俺は
部屋に向かって
歩き出していた
ふらついてたかも
しれない
いや
案外しっかり
歩いてたかもしれない
とにかく
心だけが
フワフワしていて
なにがなんだか
理解できず
でも
悔しくて
悲しくて・・・
ドアまで辿り着くと
鍵穴に刺さったままの
ユウヤの
見慣れたキーホルダーが
目に入った
ユウヤ
逃げるなよ
まぁ、いいさ
逃げても
次は
俺が
会いに行ってやるから
俺は
ゆっくりと
その鍵を抜き
ポケットにしまってから
マシロに
やっと返事をした
「大丈夫だから
もう
帰ってくれるか・・・」