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迷路・・・Ver.K
第11章 涙の理由
俺が
何もしゃべれないでいると


神島さんは


落ち着いた
優しい声で


話しをはじめた





「ユウヤ・・」




せっかく涙が
落ち着いたのに

名前を
呼ばれただけで
また
涙が込み上げてくる



必死で
それを喉んとこで
ブレーキをかけ



でも


震える唇を
隠せないまま




俺は

目を閉じて
神島さんの声を




感じた






「お前が・・



今は多分

レイとか
他の女とかと・・・

わかんねーけど
付き合ってんのは


なんとなく

知ってる」





神島さん・・・





「それで





俺が
その・・・


なんつーか





お前に
避けられてんのも

なんとなく・・知ってる」





違う


違うんだ






「それで・・・




それで

色々気づいたこと

あってさ・・




お前が
泊まりに来てた頃は
曖昧だったことで





最近


はっきりしたことが


あるんだ」





ガタガタと
椅子の音がなって
目を開けると


うつむく
俺の目線の先に





神島さんの・・・靴








「ユウヤ・・・」








「・・・・・」









「お前がいないと



眠れないんだ




・・・・・ユウ・・」






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