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迷路・・・Ver.K
第12章 どこまでも ユウヤ

シャワーを
浴びながら
息が詰まるような
キスをして
たかがキスなのに
もう
お互いのものが
熱くなって
ユウヤは
腰を動かしながら
それを
スリよせる
「・・・ユウヤ・・
焦んなよ・・」
「なんで
ゆっくりやって欲しいの?」
「・・ちがっ・・んっ」
ユウヤが
手を伸ばした先には
もう
上を向いた俺がいて
「・・・久しぶり?」
「・・・あぁ・・」
「・・たまんねぇな」
さっきまで
ベソかいてたユウヤは
どこいったんだ?
そう思うほどに
あの頃のような
らしいやり方で
ユウヤが
俺を
狂わせていった

