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迷路・・・Ver.K
第12章 どこまでも ユウヤ
ふ~~~・・・





俺と神島さんは


ベットに立てた枕に
もたれかかり


疲れた体を
癒していた





神島さんが
煙草を吸って
大きく煙をはく



俺は
ビールを飲んでいた




神島さんが
灰皿に手を伸ばすと


「っ・・痛っ・・」


と言って
顔をゆがめる




「明日休みで
よかったっすね(笑)」





「笑い事じゃねーぞ

お前、手加減しろよ
久しぶりなんだから」





「若さと愛が
爆発したんすよ(笑)」





「先が思いやられる・・

お前
毎日したりすんなよ?」




「そんなわけないっすよ~

だいたい
毎日ここには」




「居ればいいじゃねーか」




「え?」




「鍵・・・持ってんだから

毎日ここに
帰ってくればいい」





「・・・い、いいの?」





「ふらふらしってっと

心配なんだよ」





神島さんが
煙草の火を消して

いつも


俺が神島さんに
していたように




神島さんは


俺を大事に
胸にしまうように
抱きしめた












「言っただろ?



お前がいないと


眠れねーんだ」









・・・・完結・・・・
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