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迷路・・・Ver.K
第3章 マシロ
ピピピピピ・・・




んっ・・・

あ、あぁ・・・





あのまま
ベットで
寝てしまった俺は


今日も
バタバタと
シャワーを浴びて
スタジオへと
向かった



「おい~っす」



「おはようございま~す」



「おう、マシロ
今日も相変わらず
ガキんちょみたいだな(笑)」



背が低くて
ショートカット

Tシャツに
ネルシャツ

化粧ひとつしない
マシロは

まだ10代の
なかなか
かわいらしい
男の子に見える



俺は

甥っ子でも扱うように

マシロの頭に手を置き

クシャクシャっと
髪をやる



すると
マシロは

クールな目つきで
俺を見て



言うんだ



「子供じゃないんで」



って(笑)





俺からすりゃ


子供だけどな?





それを言うと

また不機嫌になるから
言わねーけど







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