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迷路・・・Ver.K
第3章 マシロ
「俯瞰(フカン)の
照明セットしとくか・・
最後にフカンは
面倒になりそうだかんな・・」
**俯瞰撮影**(フカンサツエイ)
被写体を高い位置から
撮影すること
今日は
フカンからのショットが
既に決まっている
いつもなら
フカンは
最後にして
ゆっくり
セットをバラスけど
フカンのセッティングを
マシロにさせるのは
不安だ
俺は
ある程度
照明の位置を決めて
テストを繰り返した
「お~いマシロ~!」
「はぁ~い」
「ちょっと、そこに立て」
「え?」
「被写体、やれ
テストすっから」
「あ、はい」
「あ、その前に
カメラと
箱、取ってこい」
ハシゴの上の俺に
マシロからカメラが
渡され
被写体のマシロを
覗き込んだ
「お~い
その箱は
持ってんじゃなくて
お前は
その箱の上に乗るんだよ
チビなんだから」
「あ、あ、はい」
マシロは
木の箱に乗って
ちょっと
居心地悪そうに
そわそわとした
かわいいな(笑)
「ちょっと
こっち
向いてみ?」
「え・・」
カシャン
ピピピピ・・
照明セットしとくか・・
最後にフカンは
面倒になりそうだかんな・・」
**俯瞰撮影**(フカンサツエイ)
被写体を高い位置から
撮影すること
今日は
フカンからのショットが
既に決まっている
いつもなら
フカンは
最後にして
ゆっくり
セットをバラスけど
フカンのセッティングを
マシロにさせるのは
不安だ
俺は
ある程度
照明の位置を決めて
テストを繰り返した
「お~いマシロ~!」
「はぁ~い」
「ちょっと、そこに立て」
「え?」
「被写体、やれ
テストすっから」
「あ、はい」
「あ、その前に
カメラと
箱、取ってこい」
ハシゴの上の俺に
マシロからカメラが
渡され
被写体のマシロを
覗き込んだ
「お~い
その箱は
持ってんじゃなくて
お前は
その箱の上に乗るんだよ
チビなんだから」
「あ、あ、はい」
マシロは
木の箱に乗って
ちょっと
居心地悪そうに
そわそわとした
かわいいな(笑)
「ちょっと
こっち
向いてみ?」
「え・・」
カシャン
ピピピピ・・