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第6章 真相

　躊躇もせず、キスを求める妃奈浬。


　思わず胸が高鳴る。



「イっ…イかせてっ…おねがい…っ」

「っっ……」


「キスで…イかせ…んぅっ」



　私は我慢できず、
唇で妃奈浬の口をふさいだ。


　すぐに舌を絡ませる。



「んんっ…はっ…ん～…っ…ぁっ…ん」



　チュルッ…チュッ


　舌を絡ませながら、
妃奈浬の舌を強めに吸う。



「んっ！　んんっ…んんん～っ！　んはっ…！」



　妃奈浬の可愛らしくも艶やかな声が、
だんだんと高くなってくる。


　そうやって舌を吸っていると、
だんだん妃奈浬の舌の力が抜けて、
顔も恍惚としてきた。


　眉は悩ましげにひそめられている。




　チュプ…チュチュッ…クチュッ…




「んっ…んっ！　んん～っ…んっ…！！　んっ！」




　身体をビクビクと反応させ、
苦しげに眉をひそめる妃奈浬。



　イきそうなのか…？


　少し激しめに舌を刺激してやると、
更に声が大きくなった。


　隙間のないように舌を密着させる。



「んんっ…んんんっ！　…んっんっ…！」



　チュゥッ…チュッ…チュルッ




　妃奈浬の顔は更に赤くなる。