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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相



 クチュッ……クチュッ…



 さぁ、どんな反応をする…?


 妃奈浬は感じっぱなしのまま、
艶やかな瞳で私と目を合わせた。



「うんっ…さわってほし…かったの…っぁっ…!」

「っ……!」



 あまりに素直な返事に、胸が高鳴る。


 そうか…今は夢だと思い込んでいて、
いつもより素直になっているんだったな…

 よけいなことだったか……


 なんだか、逆効果なことをやってしまった気がする。


 よけいに、我慢するのが辛くなった気がした。



 クチュッ……クチュッ…



「しゅっ…しゅういちぃ…っもっ…すぐイきそ…」



 切なげな瞳で私に訴える妃奈浬。


 これだけでイきそうなんて…


 正直、少し驚いた。

 そして自分の指に感じてくれていることに
喜びと、少しの独占欲を感じた。


 私は目を細め、指を押しつけたまま
ゆっくりと円を描くように指を動かす。



 クチュ…プチュッ…ヌチャッ…クチュッ…



「あっ…!! きもちぃっ…

もっと…! あっ…ぁあ、ん!」



 妃奈浬は脚をガクガクさせ、身体を跳ねさせた。


 クチュッ…クチュッ…ヌチュッ……



「あっ、ぁっ! イっちゃ…! イっちゃうぅっ…」



 身体を震わせ、快感に酔いしれている
妃奈浬の姿は益々私を興奮させた。

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