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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相


「大丈夫です。すぐ、終わりますから」

「…本当…?」



 秀一は嘘を吐かない。

 そうわかっていても、やはり聞いてしまう。


 私が秀一を見つめると、
今度は優しく微笑んだ。



「ええ…私もなるべく早く帰ってきます」

「…うん」


「私も早く、
妃奈浬お嬢様に会いたいですしね…」

「っっ…~!」



 一気に鼓動が早くなって、顔が熱くなる。

 秀一は私を見てクスッと笑った。


 こんなことで赤くなっている私を、
おかしく思ったのだろうか。



「フフ…本当ですよ? 

では、これで失礼します」


「あっ…う…ん」



 秀一は敬礼して、部屋を出て行った。


 パタン…



「……っ」




 私は秀一が部屋を出て行ったあとも、
しばらくそのドアをぼぅっと見つめていた。


 だが、だんだん身体が小刻みに震え、
フラフラしてきたので
取りあえずゆっくりとベッドに横になる。



 横になりながらふぅっと
ため息を吐くと、体が沈んだような感覚になった。



 本当にすぐ
帰ってきてくれるのかな……


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