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執事とお嬢様の禁断の模様
第7章 終わりと始まり
不思議に思ってベッドから下り、
その紙を手に取る。
「……!」
…秀一の、メモだ……
達筆な字で『浅葱秀一』と書いてある。
どんなことが書いてあるんだろう……
私はドキドキしながらそのメモを裏返した。
『おはようございます。
体調はいかがですか?
残念ながら今日は外せない用事が
ありまして、妃奈浬お嬢様に会う
ことが出来ません。
明日の夜には帰りますので、
それまで他の使用人に
お嬢様のことは任せてあります。
では、お嬢様に会える日を
楽しみにしていますね。
浅葱』