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執事とお嬢様の禁断の模様
第8章 最後に……





「っっ……」




図星をつかれ、なす術もなくただ押し黙る私。









「……秀一さんのことですか?」


「っっ……?!」





その瞬間、背筋が凍りついた。





この人、なんで秀一のこと知ってるの……?






私の胸中も知らず、その人はにこっと私に微笑んだ。














「実は私……
 秀一さんに頼まれて来たんです」


「え……?!」








頼まれて来たって……秀一と知り合いなの……?



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