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執事とお嬢様の禁断の模様
第8章 最後に……

京子さんは微笑んだ。
「実は私、秀一さんの幼馴染で…
1年ほど前に、再会したんです」
「えっ……」
幼馴染……?
秀一と繋がりのある人だと知り、思わず嬉しくなる。
「私は元々他のところで執事として働いていたのですが、
秀一さんがお嬢様のことをすごく心配していて…
それで、私に専属執事をやってくれないかと
頼んできたんです」
「……秀一が……?」
秀一が頼むってことは、
この人…京子さんをよっぽど信頼してるんだな……
「私……失礼ながら、秀一さんに、
秀一さんと妃奈浬お嬢様とのことを聞いているんです」
「っっ……?!」
聞いてるって、まさか……
京子さんは目を細めながら柔らかく笑った。
「はい。……お嬢様が今想像していることを…」
「っっ……!!」

