この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
執事とお嬢様の禁断の模様
第10章 心からの笑み 一枚の写真












『ですからそれまで、私を待っていていただけますか?


 私はずっと、妃奈浬だけを想っています。』







「っっ……」







パタ…






浅葱秀一、と差出人の名前がつづってあるのを
見たところで、涙が手紙の上に落ちた。




恐らくボールペンで書いたのであろうそれが、
涙によってにじんでゆく。






秀一…っ……






私は思わず手紙をぎゅっと握り締めた。



手紙に少しばかりのシワが入る。





止めどもなく溢れてくる涙。






このままではまた涙で手紙を濡らしてしまう。







拭っても拭っても、涙は溢れてきて。








どうしようもなく幸せな気分になった。








/366ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ