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執事とお嬢様の禁断の模様
第3章 私を見て
「…申し訳ありません。妃奈浬お嬢様が可愛くて…つい、
いじわるをしてしまいました。いやでしたね…すみません」


 その顔を見ていたら、そんな顔をしないでください…と私が言いたくなった。

 ちょっと…罪悪感……


「う…ううん、……えっと、いやだったんじゃなくて…その…えっと…
気持ちよすぎてつい……」


 なんで私がフォローしてるんだろう…と思いつつも慌ててフォローする私。

 もしかして、私よりも浅葱の方が緊張してたりしてるのかな……


「…そうだったのですか…早とちりで、申し訳ありません。
…情けないですね、緊張してしまって……」


 と、ため息を吐く浅葱。


「そんな…私ばっかり緊張してるのはいやだから、
浅葱も緊張してた方が嬉しい…。だってそしたら…一緒でしょ?」

「…妃奈浬お嬢様……」

「それに、私浅葱の色んなところ見たい…」

「えっ……」


 浅葱は顔を赤くした。


「あっ! 違う、身体の方じゃなくて、色んな一面を見たいなって話!
いや、もちろん身体も見たいけど……」


 うわぁ、なに言ってるんだろう、私……

 自分で言ってて顔が熱くなる。


 でも、浅葱も意外とそういうところあるんだなぁ……
もっと大人な感じでリードしてくれるんだと思ってた。

 なんか顔赤くしたりして…可愛い。



「えっと…取りあえず先に進んでくれると…嬉しいな……」


 浅葱はわざとやってるわけではないと思うんだけど、
さっきから焦らされてる感じで私もあまり我慢したくなかったから、
思い切って言ってみた。


「はい、かしこまりました…」


 浅葱は私の言葉に、肩や鎖骨、色んなところにキスを落としだした。


「んっ…ぁ…っ」


 なんか変な感じ……

 私が言うと、浅葱がその通りに動くなんて……

 ん? それとも私のほうが立場上なんだから…合ってるのかな?


 そんなことを考えている私。

 浅葱が私の胸を優しく包み込むように揉んだ。


「…っ…」


恥ずかしくて、少し顔が歪む。


「胸……ちっちゃくて、ごめんね」

「いいえ、綺麗ですよ…」

「ん…っ…」



 浅葱の言葉にさらに顔が熱くなる。


 浅葱が私の乳首に指をはわせた。


「ぁっ」



 思わず、声が出てしまう。


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