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執事とお嬢様の禁断の模様
第4章 更なる山道

「い…っいやぁ…」
私は尻餅をついたまま後ずさる。
シュルッ!
その男の人はズボンからベルトを抜いた。
それを見てまた、恐怖が増すのがわかる。
やだ…怖い! 助けて秀一……!
私は今更1人で帰ろうとしたことを後悔した。
更に後ずさって抗おうとする私。
その人は相変わらずニヤニヤ気持ち悪い笑みを浮かべて私を見ている。
「へへへ…大人しくしな。じゃないと……」
その人は不気味にニヤリと笑い、ポケットからなにかを出した。
それは……
「な、ナイフ…!?」
身体中から冷や汗が出るのがわかった。
怖い! イヤ! 殺されちゃう…!
その人は私にどんどん近づいてきて、私に覆いかぶさり、私の目の前にナイフを突きつけた。
「やっ…!!」
「怪我したくなかったら…大人しくしな? ん?」
「はっ…はい…っ…」
私がコクコクとうなずくと、その人はニヤリと笑い、ポケットにナイフをしまった。
「いいか? 抵抗するなよ?」
「…っ!」
その人は私の胸を乱暴に揉みしだいた。
やだっ…気持ち悪い…! 秀一…!
目に涙がにじむ。

