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キスマーク
第5章 ス
引きずられるように手を引かれ しずかの部屋に入った。

いきなりキスをされ
息も出来ないぐらい長いキスに
空気を求めて口を開く・・・

その隙間を、見逃さないように
しずかの舌が入ってきた。

はじめはゆっくりと
徐々に激しく口内をかき回す、しずかの舌に
腰が砕けて行く・・・

「おねが、い。しゃ・・シャワーは・・・?」

しずかが首筋にキスを移すと
私は最後の意識を保つように聞いた。

「優衣の匂いが消えるからだめ」
私の目を見て、ニヤッと笑う。

「んぁ・・っ・・・にっ匂い!
や、やだ!やだ!やだっ!」


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