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第7章 歪なルール

『俺だって…わからない…ただいけないんだ…これ以上は』


嫌だ…
そんな悲しい顔で見ないで…


私との事を大罪にしないで…


道徳観なんて
崩れる時があるんだから…


『お兄ちゃん…』


私は兄の横に座った

ゆっくりと兄に抱きつく


『もういいよ…
でも…お兄ちゃんとキスしたい…触れてもらいたい…これからも…』


私から兄の唇にキスをした


ゆっくり…軽く押しあてて…
ゆっくり…離して…


兄の唇だけを見ていた