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第8章 日常の大罪

兄がｽﾞﾎﾞﾝを脱いで
無造作に部屋の片隅に投げる

私は兄のﾎﾞｸｻｰﾊﾟﾝﾂに手をかけた

目の前には
はっきりと形のわかる兄のﾍﾟﾆｽ

恥ずかしさを隠して
ｻｯと脱がす

真上に反り勃つﾍﾟﾆｽ


私に欲情してこんなになってるんだ…

優越感に似た感情…


私は…手を伸ばした

両手で包み込むように触れた


　ﾋﾟｸﾝ…


手の中で跳ねる


兄の顔を見上げると
虚ろな目で私を見下ろしてる


兄の顔を見ながら
舌をだし
ﾍﾟﾆｽの先に這わす


『ん…』


声が漏れると同時に
私の頭をつかみ
しゃがみこんでくる


『俺もぬがせてやるから…
　立って…』


そう言って軽いｷｽをくれた