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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第20章 第二部・第四話【悲願花~女になった男~】 定命  
「何だ? 何かあったか」
 小紅がついと身を乗り出してきて、栄佐を更に至近距離で見上げた。小紅が身体を寄せた拍子にふわりと良い香りが栄佐を包み込む。小紅は普段から香などは身につけていないはずだ。
 だとすれば、これは小紅自身の香りなのだろうか。どことなく甘い花蜜のような香りは、漆黒の宵闇に花ひらく一輪の紅椿を彷彿とさせる。
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