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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第23章 第二部・第五話 【冬柿】 冬柿
―初夜の愉しみというものは先延ばしに取っておけば、余計に大きくなるものじゃて。
 そのひとことに栄佐が柄にもなく真っ赤になった。小紅は首を傾げ、帰り道、彼に熱でもあるのかと何度も訊ねたのだけれど。彼は〝うるさい〟と素っ気なかった。
 それでいて、連れ立って小紅の住まいの前まで帰ってきて小紅と視線が合うと、また紅くなり、〝じゃあな〟とそそくさと逃げるように自分の家に入ってしまった。小紅としてはまだまだ二人で今夜の記念すべき夜に語り合いたかったのに。
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