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一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第4章 【残り菊~小紅と碧天~】 流星
 小紅は出来上がったばかりの蕎麦を丼に入れ、盆に乗せた。
「どうぞ、召し上がれ」
「おう、蕎麦か、こいつはありがてぇ」
 栄佐は心底から嬉しげな声を上げた。
 栄佐が板東碧天だという話を聞いてから十日ほどが過ぎている。
 その日、栄佐は芝居小屋の方は休みだということで、長屋にいた。月の半分くらいは舞台に出て、半分は長屋で針医の仕事をしている。舞台がある日は両国広小路の芝居小屋に詰めていて、留守なのだ。
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